2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

世界の片隅で呪詛を唱えるblogerたち

はーいSimpleがやばいネタかましてくれちゃった。嬉しくてしょうがないねぇ、こういう論旨展開。何がいいって「他人を不幸にしたいオーラ」満載だってこと。親近感を通り越して殺意さえ沸くほど好みだよこういう文章。民主主義は自らを滅ぼす力を民衆に与え…

夫婦愛という「普通」

今回のSimpleはちょっと苦しい。明確に「こうであってほしい願望」として「夫婦に愛情は必要ない」と主張しているに過ぎない。これまでのような、論理性を前面に出した勢いがない。これは「夫婦にはやっぱり一定の愛情が必要だよ」と言っているようなものだ…

ニート発生のメカニズム

R30さんがニート論でパンクしている。ああ触らなくてよかった(ぉぃ)。でもせっかくだからあえて触ろう。ただし今回はTBを控えて。ニート論で税金払えとかマクロ的には正しいけどミクロ的には完璧にお門違いな連中が時々いる。だが、そもそもニートやってる…

トートロジーというドツボな循環

今回はできるだけ簡単な内容にしてみよう。R30さんのブログで「トートロジーに熱くなる」というタイトルの回があったのでご紹介する。なお、トートロジーとは「同語反復」のことで、同じ言葉を意味もなく繰り返して使うことだ。詳しくはgoo辞書あたりで見て…

記号と意味の見直し

メールで年賀状を済ませることに対する大衆意識の指標がひとつ世に出された。せっかくだからネタになってもらおう。このサイトの意図を確認する意味でも良い例となってくれる。これを鵜呑みにするなら、7割はすでにメールによる年賀状代わりを「失礼だと思わ…

インターネットを活用するという病理

世の中の大多数にとってインターネットは「辞書や時刻表より便利な道具」か「趣味に関連した情報を適当に探す」程度のモノでしかない。付け足すならせいぜい楽天、Amazon、Yahooオークションだろう。あとは優先順が違うくらいだ。あ、年賀状刷るとかもあるか…

読解力低下の背景を社会構造から考える

日本の子どもの学力が低下しているネタについて、ブログ時評で興味深い記述があったので紹介する。それ以上に、読解力は『ひと粘りする忍耐力』という側面があります。何気ない一文のようだが、これは重要だ。要は「自分なりに咀嚼し、後のことを考えて修め…

ジャーナリズムを語る上での論点と目的

R30に対して先日行わせていただいたトラックバック"ジャーナリズムとインターネットに見る姿"について、"プロのジャーナリズムとは何かについて考えてみる・その2"に分かりやすい解説とさらなる発展論があったため紹介させていただく。ぶっちゃけここの煽り…

ジャーナリズムとインターネットに見る姿

R30がプロのジャーナリズムとは何かについて語ってくれている。まだ完結していないため、今後も要チェックだ……と拙い宣伝をすることで引用を許してもらおう。マイルール万歳。 (前略)テクストとしてだけ見た場合、例えば山本氏のキムタケに関する先日のコラ…

人生における戦術と戦略

相変わらずSimpleマンセーで申し訳ないのだが、THE RULESネタが来た。のすたるじぃさえ覚える悲しいネタだ……。これ、要は「人生之戦」ってことなのよね。愛の獲得競争に勝てってことなのよね。そのために駆け引きに長ける人間になれってことなのよね。そのほ…

サヨク疑惑

サヨク疑惑というのは結構簡単に作れる。そもそもそんなことに興味が無いという人が大半だと思うが。例えば宮崎駿。彼はナウシカ時代から自然保護プロパガンダを映画に含む傾向があった(もののけはその元祖にして集大成)し、テレビに出るようになってからは…

今までの中でも一番おもしろかったうさだ

MoEに関するネタ。これ自身に意味があるかどうかではなく、観点と執筆態度に意味がある。まず、技術的視野と感覚的視野が両方とも存在する。描画方法に対する見解と体感的感想、システム設計に対する「既存作品(UO)との比較」等、下手に一時期のUOだけ体験し…

いじめに必要なキーワード

Simpleが新しいネタを持ってきてくれたわけだが、今回は正直面白くない。私の趣味と違うからだ。いやもちろん、そんなことはどうでもいいのだが……。Simpleでも取り上げていたYahoo!の記事によると、「テレビ番組で紹介された血液型別のレッテルによって子ど…

blogが流行った本当の理由(嘘)

身も蓋も無く言うと「日常生活において『お互いを尊重する』という堅苦しさに囚われすぎた結果、得られなくなってしまった『共感』という感慨を、遠慮立てせずに得られる手段」なんだと思う。他人のblogを読むことで「あー、このひとも私と同じこと考えてる…

近親憎悪という自意識過剰

Simpleがトイレットペーパーを三角に折るネタを持ってきた。それはいいんだが、問題は参考文献である。福田和也かよ!福田和也の名前を出すと出版界では右扱いされる(ことがある)。誤解されやすい書き方してるからな。彼の著作を読んでもらえれば分かるのだ…