○○は誰でしょう

先日、以下のエッセンスからオンライン仲間の一人の職場を特定できてしまいました。

  • 業種
  • 会社に通う都合上から休日に寄り付きたくないと言った地域
  • 職場付近のランチの食材とその価格
これらのエッセンスは一度に提供されたものではなく、日々のメッセージを特にログも残すことなく記憶のみに頼ったものです。その職場は私にとってなじみの地でも何でもなく、ネット経由の情報を組み合わせるだけで辿り着いた場所です。相手もあまり隠す意図はなかったようですが、発言とネットとのシナジーは恐ろしいものです。これで顔知っちゃうと(悪い方向でモノを考えると)まずいのよねぇ…。
なお、特定結果について本人に確認を取ったわけではありません。ンなことしてどうする、という部分が大きいので…。仮に職場が正解であったとしても相手の顔は分からず、何より本名を知らない。辿り着こうと考えたとしても辿り着けない程度がオンライン繋がりの線引きだと思っています。
閑話休題
どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている? ネットは活動と活用次第で誰もが覆面ヒーローになれる場所です。一方、何がきっかけで意図せぬ来訪者を招くかを想像することは難しかったりします。この点は利用者、つまり自身に繋がる情報を制御する側の認識問題として現れます。掲示板の運営は端的な例でしょう。
過去、Amazon個人情報流出祭、もとい事件がありました。この件では、ニックネームでネット上の活動を行っている人たちの一部が実名、場合によっては趣味嗜好まで特定されることとなりました。こういうことがあった以上、利用者側が対策を講じておかなくてはなりません。例えば、匿名orニックネームでの運営に用いるメールアドレスと実名でのオンライン活用に用いるメールアドレスを分けるといったことです。
尤も、私自身Amazon事件まで怠っていました。私自身は美しい魔闘家△木以下のレベルなので取り立てて騒ぐ程ではないですが。
ネットは道具です。例えるならば、誰もがリモコンを手に取れるロボットです。そして、そのリモコンを敵に渡さないという選択肢は取れないのです。私達にできることは「自分の」ロボットを悪魔の手先にしないことと、「誰かの」ロボットから受け得る攻撃を可能な限り想像し、備える程度です。□ビーは反乱しませんが、×団候補生はどこにでもいるのですから。