人生における戦術と戦略

相変わらずSimpleマンセーで申し訳ないのだが、THE RULESネタが来た。のすたるじぃさえ覚える悲しいネタだ……。

これ、要は「人生之戦」ってことなのよね。愛の獲得競争に勝てってことなのよね。そのために駆け引きに長ける人間になれってことなのよね。そのほうがしあわせになれるってことなのよね……。

すいません私はこういう発想を身にまとうことができませんでしたorz

閑話休題。「木曜日にデートを断ったほうがいい」という指標はひとつの「テスト」になる。仮に木曜日にデートのお誘いがあって引き受けたとする。そうしたら女のほうから言ってしまえばいいのだ。「知ってる? 木曜日にデートのお誘いをするってことはね……」と。そうして相手がどういう態度を取るかで大半のことは分かる。知っている人間と知らない人間の態度は違うものだ。知っている人間は平気で「じゃあ次は月曜日に入れないとね」と言う。知らない素直な人間は慌てるか、下手な言い訳した後次の週からは月曜日とか、そもそもその時点で次のデートのことばっかり考える。こういうのは可愛い。閑話休題。知らずにそういうことを言い放たれた結果、怒るタイプの人間は単に余裕が無い視野狭窄だからそこで切れて構わない。でもその場は怒った挙句、次の月曜日に誘いが来るようなら実は可愛い強がりさんということになる。そういう人はまた別格だ。あぁ妄想って楽しい。

だから私はむしろ、木曜日のお誘いは一度目は受けるべきだと思う。次への踏み台にしてしまうために。無論、実際にはそうはいかない。振る袖がないなら振れないのが現実だ。

というわけで、仮に振った場合の話をさらにnounaiでやってみよう。

木曜日にデートのお誘いがきたけれど振ったとして、その人から二度とアプローチがなければ自分はひとつ緑の芝生を窓の向こう側に置き去りにしたことになる。水曜日の前には火曜日があって、火曜日の前には月曜日がある。そして月曜日の前には「以前からの約束」がある。特に、日本で週間単位でデートスケジュールを組むと言う習慣がある人間層がどれだけいるのか。実際に大勢いるのならば、単に私が男というものを欠片も知らないだけだが。まぁこうした駆け引きはあくまで一般論として語るネタにはなっても比較的実践的では無かったりするわけだ。

あと気になるのが、駆け引きで自分の値を上げる人間はどこで満足するのだろうという点だ。

非常に残念な現実として、女性の結婚意識にはまず「怠惰」という背景がある。そういうのに乗っかってのほほんと暮らしている人がいるんだから、私だって……と。まぁこれは女性に限らない人間そのものの傾向かもしれないがorz

要は「楽に食わせてくれ」ってことよね。そのために男を選びたいのよね。そのための駆け引きよね……あぁ逆算していくと殺したくなるわ。

私はパートナー選びの際にはむしろこうした意識は邪魔だと思っている。幻想だって言われればそれまでだけど、駆け引きのために切る啖呵と本当の喧嘩はやっぱり違う。前者は涙が出なくて、後者は涙が出る。どっちが人間として悲しいか、という論点だったら前者だというのに。

というわけだ。みんな積極的に駆け引きをしよう。全然脈絡がないや、どうしよう。