Webマーケティングを枯れさせるには

<広報>
Dellのように!有名どころにリンクは前提。季節対応は当然ながら、自発的にイベントうちまくって無理やりにでも更新頻度を上げて「誰かがネタとして取り上げる」チャンスを増やせ。

<ショッピング>
要はアマゾンをぱくれ。一部からウザがられてもおすすめ商品メールは基本的に送れ。(嫌がる相手は登録削除できるようにしとけ)脈絡の無い商品でも「おすすめ」に上がるようにして、すこしでも裾野を広げる努力をしろ。根拠なんぞいらん。人の好みなんぞ体系化するだけナンセンスだ。○○%OFF、○○%ポイントアップは当たり前のように売って、見かけ上の売上を増やしつつ実は企業として全然損してない状況を作れ。

<その他>
インターネットだから特別なんじゃない。売上のために当たり前のように必要な血のにじむ努力を惜しむな。単に実現手法にちょっとだけインターネットの基礎的知識が必要なだけだ。
リーダーは人々がどのようにインターネットを利用しているのかを可能な限り知り、その行動パターンを逆算して自分のサイトをターゲットのひとつに入れられればとりあえずそれでいい。末端技術者は実際に人がそのサイトに来たときに「げ、ここ使いづらい」と思わせないだけの前提を築き上げればいい。

単にそれが、すごく大変なだけだ。ブラウザ間の互換性で最も致命的なのがIEにおけるCSS解釈のPaddingパラメータだとか、サイトが使いやすくても物流や決裁がダメならそれまでだとか、実は全然解くじゃないんだけどお得なように見せかけるのは店頭でもインターネットでも変わらないとか、そういう包括的な観点を持ちつつ役割分担をするという組織作りをできる企業がまだ数えるほどしかないだけに過ぎない。

そういう意味で、究極のWebマーケティングは健全なセクショナリズムと各個の質なのだと思う。というかマーケティングというより組織構築論だな。そもそもその商品ジャンルでインターネットビジネスやるのかどうかはWebマーケティングじゃなくてマーケティングだし。

そういうわけで、Webマーケティングって用語は要らない。世の中を煩雑にするな。