最近本当にネタが尽きないな

世の中が色々なことで荒れてくれるので、ネタで話を持たせたい似非bloggerには実にありがたい。この発想をしている時点で愛国心も博愛もあったものじゃないのだが、そんなことは棚に上げて今回も邪推をしてみよう。

先に断っておくが、blogのもっともらしい意見をさも正しい見解のように他人に語ると大概恥をかくので注意な。ましてや私のネタはそれを分かって書いてるから。平野耕太万歳(ぇ

というわけで、ライブドアブログに粘着してみよう企画。昨今の規約改正(多少緩和されたとはいえ、やっぱり解釈次第でいちゃもんつけられるグレーゾーン多いぞ)に続き、今度は例の記事削除と来た。この動きからすると、livedoorwebサービスを縮小させたい(最悪でも拡大はしたくない)のではないだろうか?

livedoorは球団買収をきっかけに、堀江自身が大手を振るい旗印となってマスコミの脚光を浴びた。日本人はこういうのを叩くのが好きだから、みんなあっさりとその話に乗った。一方で堀江日記からblogを知ったような輩は、けっこうそのままライブドアブログに流れ込んじゃった。……そんな展開があったのではないのだろうか、ということだ。

情報資源というものは無限っぽくて、実はちゃんと物理限界がある。いくらバーチャルで無限に個人スペースが作れたってCPUリソースもHDDも物理的投資が必要だし、公的サービスは障害対策その他もろもろでとにかくお金がかかる。その一方で、ライブドアブログ自体はお金にならない。楽天やyahooほど有料コンテンツやショッピングの知名度がないlivedoorポータルのポテンシャルでは、対投資効果としての魅力はないと予想できる。

また、livedoorはインターネット関連ビジネスで業績拡大してきたというイメージがある人が結構いるが、実は利益の大半をライブドア証券株式会社(旧日本グローバル証券株式会社)が捻出している。つまりインターネット自体はお金にならず、あくまで窓口を増やす手段のひとつに過ぎないということをlivedoor自身が知っているのだ。

だから、いつ更新されるかも分からない、ネタにもならないようなbloggerが無駄にリソースを消費するサイクルが生まれる「有名さ」はむしろ邪魔なのだ。そこでライブドアブログ自体にケチがつくよう誘導すべく、今回のような挑発行為を立て続けにやってきたのではないだろうか?

livedoorは十分に名を売り、何も知らなかった一般大衆に存在を根付かせた。あとは露払いさえうまくいけば、広告費を払わずして得た知名度を真に有効活用できる――

livedoorの広報戦略、第一次作戦完了まであと少しだ。だが、その阻止のためにライブドアブログにお邪魔しようとはとても思わない。やはり、彼らの勝ちだ。